森岡達也Morioka Tatsuya

森岡達也Morioka Tatsuya

一度、川に入るとなかなか出ないことが多いので、軽いZeque(ゼクー)のサングラスは重宝しています。いつも使っている偏光は、川底の石につく苔の色が裸眼と変わらないほど自然に見えるんですよ。

鮎釣りをするようになったのは中学生の頃。 流れの強い瀬で、オトリが弱るとオモリをつけて底に沈め、アユが掛かるのを待つ。掛からなければ移動する、ということを繰り返していました。当時、瀬についたアユの追いは強烈で、シンプルな仕掛けでもよく釣れたものです。 トーナメントに興味を持つようになって、どうしたらもっと釣れるようになるだろうかと、川で上手な人達の釣りを見ては、色々な仕掛けや釣り方を試しました。 それでも金属糸を使用した瀬の釣りが一番楽しいと思うのは、初めてアユを釣った子供の頃の名残かもしれません。

シーズン中はトーナメントなど時間内に数釣りを争う世界にどっぷり漬かっていますが、大会中でもできるだけ楽しんで釣りたいという思いがあり、瀬をメインに釣りをすることが多いです。 瀬といっても荒瀬・急瀬・平瀬・チャラ瀬など、水深や流速・石の大きさによって様々ですが、流速がある平瀬や急瀬の中でも変化の多い場所、そして荒瀬の押しの強いポイントによく入ります。こういう場所は釣りづらく、竿抜けとなる場所が多いのと、瀬の流芯についている元気な野アユは闘争心も強く、オトリに反応し強烈に追ってくれるからです。 目の前の目印が一瞬消えるようなアタリや、強烈な野アユの追いが竿を通じて手元に伝わってくる衝撃は友釣りの醍醐味で、その感触が一番好きですね。 川底の地形や波立ち、石の輪郭や色、そしてアユの姿が非常に見やすくなる偏光サングラスが、こういったポイント選びや釣果にも大きく影響しています。一つの石でも見方を変えればポイントは様々で、頭・側面・裏、そしてオトリの入れ方や止めるように泳がす場所など細かく探ればキリがありません。

Profile
奈良在住、和歌山県日高川をホームグラウンドにトーナメントにも積極的に参加。04年、05年東レカップ連覇、報知オーナーカップ優勝、07鮎マスターズ優勝、08鮎マスターズ準優勝と華々しい戦歴を飾る。持ち前の体力と体格の良さで激流もガンガン立ち込んでいく。鮎の他に磯釣りも得意とする。

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