ジャーナル
山岳カメラマン 三戸呂 拓也氏の製品レビュー

先日、いつも山で使用されているサングラスのメンテナンスも兼ねて、山岳カメラマンの三戸呂 拓也氏に直営店SALOOにお立ち寄り頂きました。
三戸呂さんは高所登山・トレイルランニング・アドベンチャーレースなどを撮影するアスリートカメラマンとして、NHK-BS「グレートレース」「にっぽん百名山」・TBS「クレイジージャーニー」・日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」などの撮影にも携わっています。
これまで8,000m峰4座・7,000m峰3座・未踏峰2座に登頂し、国立登山研修所の講師として後進の育成に尽力。
昨年はネパール・ニルギリ北峰の未踏ルートに挑戦したドキュメンタリーがNHK-BSで放送(ヒマラヤの“青き山”へ ~ニルギリ 未到ルートに挑む~)されるなど、精力的に活動されています。
世界の山々、そしてZEQUEサングラスの使用感について色々な話を聞くことができました。
以下、三戸呂さんの製品レビューとしてコメントの一部を紹介します。

登頂を共にした3本のサングラス
日本を出発してからエベレストの山頂までは、およそ1ヶ月。
山頂にはできるだけベストな状態で立ちたい。
1ヶ月間サングラスを使い分けながら着用し続けることで眼からくる疲労を抑えられたのは、無事に登頂できた大きな要素だったと思います。
カトマンズの街歩きやトレッキング、曇りや雨の日はSTELTH(ステルス)×マスターブルー / シルバーミラー。
ベースキャンプまでのアプローチではLOOF(ルーフ)×アーシーブラウン。
ベースキャンプから上の登頂アタックはHOVER(フーバー)×トゥルービューフォーカス / シルバーミラー。
下の画像は、各レンズ越しにエベレストで撮影した写真です。








カトマンズからベースキャンプまでの道のりは、日差しは勿論のこと、砂埃を含んだ乾いた風が常に吹いています。目にダメージを負いやすいので、雪の上でなくてもサングラスは必需品でした。
標高5,400mにベースキャンプを構え、サミットプッシュは天候を見ながら7日間の計画になりました。ベースキャンプから先は、基本的に天気の良い日に行動します。日差しはかなり強烈になります。
さらに氷河帯に入ると上からの光だけではなく、下からの照り返しも一層強くなります。
標高が上がるにつれて、空の色もどんどん濃くなっていく。高所ではたとえ曇っていても紫外線の強さを実感しました。
また、氷河にはクレバス(氷の割れ目)があって、雪に隠れたものは「ヒドゥンクレバス」と呼ばれます。サングラスを掛けていれば確実に見える、というものではありません。
ただ、ほんのわずかな地形の変化や違和感に気付けるかどうかが、生死を分けることもあります。そういう小さな気付きが、事前の準備につながって事故を防ぐこともあります。
高所登山では、視界の質を保つことが安全と集中力の両面で大事だと感じています。

補足と製品詳細
三戸呂さんのお話を少し補足しますと、一般的に山では標高が1,000m上がるごとに紫外線量は約10〜12%増加すると言われています。標高5,400mでは地上と比べて約1.5〜1.7倍。
エベレスト周辺はさらに、大気の薄さ・快晴率の高さ・雪と氷河による強烈な照り返しで、体感的には地上の2倍以上にも感じられる過酷な環境だと想像できます。
そこで求められるのは単なる「眩しさ対策」ではなく、極限環境で目を保護し、視界の質を保つためのアイウェア。
以下は、三戸呂さんが実際に使用している製品の詳細です。
・HOVER & LOOF
高い遮光性を前提に設計されたモデル。直射日光や照り返し、横から差し込む不要な光や風を抑え、強烈な光にさらされる環境で目を守るために選ばれています。使用レンズは可視光線透過率が低めのTRUEVIEW FOCUSやEARTHY BROWN。
・STELTH
軽快な掛け心地と広い視界を確保し、移動やトレッキングなどの長時間行動でもストレスを感じにくいモデル。主な使用レンズはMASTER BLUEで、可視光線透過率を少し下げるためにシルバーミラーをセレクト。

眼の保護と視認性のバランスを考慮し、三戸呂さんはこれらのサングラスを標高や天候、行動内容に応じて使い分けています。
過酷な自然に挑むための「装備の一部」として着用するZEQUEの偏光サングラスが、眼からくる疲労要因を抑え、集中力の持続と安全性の向上につながっていると語ってくれました。
この度はお忙しい中でご来店頂き、有難うございました。






